頭痛で登校できなかった:10代女性の改善事例
2024.08.28
年代/性別
10代 / 女性
初診時の状態
患者様は登校できないほどの激しい頭痛に悩まされていた。頭痛外来で薬を処方されても改善が見られず、お母様と一緒に当院に来院。原因がわからず、肩こりが原因かもしれないという疑いからの来院。
見立て/治療計画
初診時の診察で、左閉じ台形のアライメント不良が見られた。特に猫背から肩甲骨の外転、肩が巻き込まれることで僧帽筋や頚部に持続的な緊張が加わり、頭痛の原因となっていると判断した。
学生で座位姿勢が多く、インナーマッスルの使い方が不適切なため、体に余計な負荷がかかり不調を来していると考えた。
- 治療計画:
- 左閉じ台形アライメントの改善
- 猫背の矯正
- 肩甲骨の位置を正常に戻すための施術
- 僧帽筋と頚部の緊張を解消
- インナーマッスル強化のための楽トレ
- 現在、学校を休むほどの頭痛とのことで週2回の来院を推奨
施術内容/経過
- 初診から数回:
- 猫背の矯正と肩甲骨の位置を正常に戻すための施術を中心に行う。
- 僧帽筋と頚部の緊張を解消するための手技療法を実施。
- 楽トレの導入:
- インナーマッスル強化のため、楽トレを導入。
- 楽トレを通じて、姿勢の改善と体のバランスを整えるトレーニングを実施。
- 経過:
- 治療と楽トレを続けることで、頭痛の頻度が徐々に減少。
- 座位姿勢の改善により、肩こりや頚部の緊張が解消され、頭痛がほとんど感じられなくなった。
- 睡眠の質も向上し、全体的な体調が良くなった。
- 上記のことから週1回の来院に落として経過観察を行う
結果とまとめ
患者様は頭痛が改善し、現在では不調を感じることがなくなった。睡眠の質も上がり、日常生活での体調が大きく改善。今後の受験に備えて、痛みの出ない体を維持するため、週一回の治療を続けていく予定。
【用語解説】