アライメント異常:腰痛に悩まされた改善例

2024.08.31

年代/性別/職業

30代/男性/造園の庭師で前かがみが多い

初診時の状態

右腰から坐骨神経上での痺れがあり、造園の庭師のこともあり草刈機を使用したり、前に屈んでの作業が多く見られる。

元々整形外科でブロック注射、整骨院で保険治療をされていたが改善が見込めずに当院に来院。

見立て/治療計画

アライメントでは右肩/右骨盤の平行四辺形により右腰方形筋の短縮、右小・中臀筋に硬結がみられ、腰部右回旋、胸椎右回旋しており座位の姿勢では強い腰椎後弯がみられ特に腰椎4、5番の後方偏移が見られた

施術内容/経過

通常治療を施すが右半身の施術に時間をかけ、筋膜ストレッチでは腰椎と胸椎のモビリテーションの正常化を図る為に時間をかけて施術を行った

1ヶ月半経過時には痺れは半分以下まで軽減

この時までは筋肉の緊張を緩和することに重きをおいていたのでトレーニングを徐々に増やしていく方向にしていく。

主に臀部や腹直筋、内転筋群のリセットトレーニングを実行し、上手く力が入りづらい筋肉に対してのアプローチを施していく

2ヶ月半:痛みと痺れは消失

草刈機を使用したり、前に屈んでの作業が多く見られたところも支障がない状態

まとめ

初診時のアライメントが側湾症のように既に傾いており、ここの修正をしなければ症状緩和はできないと予測。

患者さんも最初は施術頼みになっていたので大事なのは家にいる時と都度話してストレッチやトレーニングを自宅でもやってもらうように伝えたところ一気に効果がで始めたことが大きかった。

用語解説