腰と右肩の痛みの改善：20代男性整備士の治療体験

患者プロフィール

• 年代：20代
• 性別：男性
• 職業：空港で整備士

初診時の状態

患者さんは腰の痛みと右肩の痛みに悩んでいました。腰の痛みには左右差がなく、野球のボールを投げると右肩に痛みが生じていました。

見立てと治療計画

整備士として飛行機の下に潜り込むなど、普段取らない姿勢が多いため、腰の筋肉に負担がかかり、痛みにつながっていると見立てました。また、右肩の痛みについては、日常生活で右肩を下にして横向きで寝ることが多く、肩が内側に入り負担がかかっていることが原因と考えました。

姿勢が悪く、反り腰や巻き肩が強いので、姿勢改善と野球の投球フォーム改善のために楽トレ30回を提案しました。最初は月に8回の施術を行い、経過を見て4回に減らす予定で話しました。

施術内容と経過

• 全身の骨格調整
• 棘下筋、小円筋の治療

2ヶ月ほどで痛みの評価スケール（PS）が10から2に減少しました。3ヶ月目には定期検査を行い、アライメント調整のために中臀筋のリセットトレーニングを指導しました。

まとめ

今回の治療で、肩の痛みについては日常生活までしっかりと深掘りして話を聞くことが重要だと改めて感じました。腰の痛みに関しても、姿勢改善と筋力強化が効果的であったことから、継続的なケアと指導が大切だと実感しました。

治療を通じて、患者さんの痛みが大幅に改善し、日常生活や仕事での負担が軽減されました。今後も継続的な治療とサポートを行い、患者さんの健康維持を目指していきます。