関連痛で腰痛改善：40代料理人

年代/性別/職業

40代 男性 料理人

初診時の状態

左腰方形筋（左足底第2･3中足骨頭付近）に痛みが現れ、治療後も一時的な改善に留まり、次回来院時には再発する状況が見られた。

見立て/治療計画

初診から6回目までの経過で、治療方針の見直しを行う。左腰方形筋に加えて、左足底にも痛みが現れることを踏まえ、治療内容の調整が必要とされる。腰の痛みと足底の痛みの関連性を考慮し、痛みが発生する場所に的確な圧を加えることを中心に治療を行う。

施術内容/経過

治療を受けるたびに左腰方形筋の症状が一時的に軽快し、足底の症状も改善される傾向が見られた。特に、腓腹筋や長趾屈筋のトリガーポイントに対する施術が効果的であることが示唆された。この変化により、足底に関連する痛みの緩和が図られ、治療効果が向上した。

まとめ

患者の症状は初期の治療では一時的な改善に留まり、再発の傾向が見られた。しかし、治療方針の見直しにより、足底の痛みと共に現れる症状に焦点が当てられ、施術の効果が向上した。特に、腓腹筋や長趾屈筋のトリガーポイントに対する施術が有効であることが示唆され、今後の治療においても重要なアプローチとなる。

用語解説

• トリガーポイント（TP）：特定の筋肉や組織に存在する圧痛や過敏な部位。痛みやこりの原因となることがある。