投球フォームにおける症例改善
2024.09.04
年代/性別/職業
20代/男性/空港で整備士
初診時の状態
患者さんは腰の痛みと右肩の痛みを訴えて来院された。
腰痛には左右差はなく、野球ボールを投げると右肩が痛む
見立て/治療計画
仕事中に飛行機の下に滑り込むなど普段とらない姿勢を多く取ることが原因で腰の筋肉に負担がかかり、痛みがでる
右肩に関しては患者さん自身が右肩を下にして横向きで寝ることが多く、肩が内側に入り負担がかかっていることが判明したために関節内でぶつかり合っている状態
まずは週2回で来院しながら野球の動作や日常の仕事での動作を逐一確認しながら起こりうる痛みに対してアプローチをかけていく。
野球の投球フォーム改善もあるために見ていく
施術内容/経過
全身のアライメントを補正しながら棘下筋、小円筋の施術を中心に行う。
2ヶ月目:痛みレベルが2に減少
3ヶ月目:身体の変化や上手く使えない筋肉を確認してアライメント調整のために中臀筋リセットトレーニングを指導し、より維持できるように指導
まとめ
今回、症例を通じて肩の痛みに関しては投球フォームだけでなく日常生活に起因するものがないかを深掘りする必要性があると感じた