50代女性の慢性疲労と睡眠障害の改善事例:運動への新たな挑戦

2024.08.31

年代/性別/職業

50代 / 女性

初診時の状態

患者様は、慢性的な身体の怠さと息苦しさ、睡眠の質の低下、首肩の痛みといった複数の症状に悩まされていた。具体的には、夜中に何度も目が覚め、寝起きが非常に辛い状態で首肩の痛みは常に感じており、生活全般において大きな支障をきたしていた。

見立て/治療計画

初診時には、筋肉の緊張が非常に強く、座位でもかなりの猫背姿勢が見られ、圧痛もひどく、軽く押すだけでも強い痛みを感じる状態。

軽く触れただけでも痛みを感じるとのことだったのでまずは週2回の来院を促すことにした

初診時

  • 筋緊張の緩和を最優先。
  • 適正な圧力で背部と僧帽筋を中心に時間をかけて押圧する。
  • 通常の施術+楽トレを組み合わせ、治療を組み立てる
  • 楽トレによりインナーマッスルを強化し、姿勢改善を図る。

治療中期

  • 徐々に治療圧を調整し、圧痛の改善を図る。
  • 定期的に可動域の確認を行い、柔軟性の回復を目指す。

施術内容/経過

  • 初回施術
    • 背部と僧帽筋を中心に適正な圧力で押圧。
    • 筋緊張の緩和を最優先とし、徐々に圧力を増やして施術を実施。
  • 楽トレの実施
    • インナーマッスルの強化を目的とした楽トレを実施。
    • 筋肉の緊張を緩和し、姿勢改善を図る。
  • 経過
    • 5ヶ月間の週2回の治療で、症状が大幅に改善。
    • 圧痛も改善され、軽く押しても気持ちよく感じるレベルにまで回復。
    • 睡眠の質が向上し、身体の怠さも解消。

まとめ

患者様は慢性的な疲労と睡眠障害、首肩の痛みに悩まされていましたが、適切な治療と楽トレの導入により、これらの症状が全て改善。現在では、睡眠の質が大幅に向上し、運動を始める意欲が湧き、今月からキックボクシングに週2回通い始めた。今後は、週1回のメンテナンスを続けながら経過を追い、さらなる健康維持を目指していく。