ぎっくり腰とヘルニアの改善:60代男性会社員の治療体験

2024.08.31

患者プロフィール

  • 年代:60代
  • 性別:男性
  • 職業:会社員

初診時の状態

前日に灯油タンクを持ち上げた際にぎっくり腰を発症し、右L3~5から右臀部にかけての痛みと痺れがありました。次回来院日に整形外科でL5のヘルニアと診断されました。

見立てと治療計画

デスクワークの仕事で元々骨盤が後傾し、腰椎の後湾が強い状態で仕事をしていたため、多裂筋や起立筋に負担がかかり続けていました。炎症が収まるまで急性腰痛の対応を行い、その後、早期にマッケンジー体操の指導を行いました。

初診時には急性腰痛の対応を行い、炎症が収まり次第、菱形筋までの調整や右L5神経ラインの揉捏、右大腰筋の調整を行いました。

施術内容と経過

  • 急性腰痛対応
  • 炎症が収まり次第、菱形筋までの調整
  • 右L5神経ラインの揉捏
  • 右大腰筋の調整
  • マッケンジー体操の指導

5回目の施術までは右臀部から下肢後面外側ラインの痺れが続いていましたが、1か月ほどで痛みや痺れが消失しました。

まとめ

今回の治療では、ヘルニアと診断され次第、早期に痺れ対応やマッケンジー体操の指導を行ったことで負担を減らすことができました。症状が重かったため、仕事が忙しくても詰めて来院するように指導し、継続的な治療を受けていただいたことで改善が早まりました。